「迅速な対応」と「居住者様の目線」で、より良い改修工事を追求する。

K.H.
工学部建築学科卒

新築マンションの現場監督を11年、建築サインのコンサルティング業務を3年経験し、東急コミュニティーに中途入社。マンションの大規模改修工事を担う部署で働いている。登山、写真撮影、ランニング、ラーメン店巡りが趣味。前職でがむしゃらに働いた分、ワークライフバランスを重視し、現在はプライベートも満喫している。
- リフォーム施工管理
- 2016年度入社
建築施工管理の経験者として中途入社したK.H.さん。現在はマンション改修工事という新たなステージで、その経験を遺憾なく発揮している。施工管理のスキルはもちろん、理事会や居住者様とのコミュニケーション力も磨きながら、工事の質を追求する日々。効率的な仕事の進め方と柔軟な働き方で、理想の働き方を実現している。
01 現在の仕事内容を教えてください
工事の計画から現場の巡視といった「現場監督」業務に加えて、理事会との打ち合わせや居住者様からの相談対応など「顧客折衝」業務、さらに進捗管理や品質管理といった「施工監理」業務に近い仕事を行っています。一般的にイメージされる施工管理とはまた違った仕事で、比率で言うと、現場監督が2割、顧客折衝が4割、施工監理が4割です。
基本的には毎日現場に直行し、終業後は直帰しています。9時から18時が通常の勤務時間ですが、スライド勤務制度を利用し、現場に合わせて勤務時間を8時から17時にするなど、 柔軟に調整しています。事務作業は、現場事務所や会社が提携しているサテライトシェアオフィスで行うので、会社に出社するのは会議のある日ぐらいです。

02 現在の仕事のやりがいや魅力、難しさを教えてください
この仕事の最大の魅力は、自分が総指揮官となって工事を計画し、資材や人員をコントロールしながら思い描いた形で現場を作っていけるところにあります。作業が始まった後も作業員にとって使いやすい設備を考えたり、効率の良い工程を探ったりと臨機応変な対応が欠かせません。そうやって作り上げた現場が無事に終わると、大きな達成感を覚えます。
難しい点としては、マンションでの工事は時として居住者様にご迷惑をおかけしてしまうことがあるということです。そのため、私は常に居住者様の立場になって考え、問題に対して瞬時に対応することを心がけています。さらに、現場で不測の事態が起きた時も、成長するチャンスだと捉えて向き合っています。

03 入社前と入社後のギャップを教えてください
特にギャップはありませんでした。と言うのも、私は先に東急コミュニティーに転職していた元同僚の紹介制度を使って入社しており、事前に仕事内容や環境について聞いていたからです。例えば、お客様とのコミュニケーションの比重が大きいことは聞いていた通りでした。施工管理には長年携わってきましたが建物を利用する方とのコミュニケーションは初めてだったので、理事会への工事の提案や居住者様への説明会などを通して、折衝力やプレゼン能力が身についたと感じています。
また、転職をした理由の一つに、プライベートも充実させたいという思いがありました。こちらも事前に聞いていた通り、弊社は建設業界では珍しく残業がほとんどありません。これも裁量権を持って現場を回せるからだと思っています。

04 入社してから一番印象に残っていることを教えてください
工事を円滑に進めるためには、数ヶ月にわたる工期を通して、居住者様と信頼関係を築いていくことも非常に大切です。あるマンションの工事に入る時、多くの要望をお持ちの居住者様がいると管理担当部署から共有を受けていました。実際に初めの頃は様々なご意見を頂戴しましたが、私のモットーである迅速な対応を重ね、工事を終える頃には冗談を言い合える関係性を築けました。
私自身、各現場に適した方法を考えながら進行するという、工事の過程そのものに喜びを見出す性分です。経験を通して、早めの行動と相手の立場に立つという2点を抑えていれば大きな失敗を防げると分かっているので、近年はより良い工事になっていると自負しています。

1日のスケジュール
My Community Vision
〜未来価値を創る、
私のビジョン〜
仕事内容が性に合っていて、尚且つ趣味の時間を確保できているので、東急コミュニティーで今の仕事を続けていきたいと思っています。プライベートが充実すれば心に余裕が生まれ、仕事に対する視野が広がることにも気がつきました。今後は後輩たちに、私がこれまでに培ってきたノウハウを伝えていければと思っています。特に効率の良い進め方や、トラブルは成長の機会と捉えるという心の持ち方を共有していきたいです。
